アービトラージとは

アービトラージ(裁定取引)とは、同一価値のある金融商品同士の価格の差を利用して利益を得る手法です。同一価値と言っても将来的に100%全てが同じというわけではなく、経済状況や要人発言、戦争やテロ、天候の影響により、同じ価値の金融商品でも、一時的に価格差が生じます。

価格差が生じた時に、割高な方を売り、割安な方を買うことで、価格差が縮小した時に反対売買を行うことで、利益を獲得することができます。

その為、アービトラージは、鞘(サヤ)取りとも言われています。

主に商品先物市場で使われる

裁定取引は、主に商品先物市場で行われていた取引手法です。同一商品でも、異なる限月により価格差が生じます。

価格差が拡大した時に、割高な限月の方を売り、割安な限月の方を買います。その後、価格差が縮小した時に反対売買を行います。

異なる限月同士の売買の他、金と白金、大豆ととうもろこし、原油とガソリンなど相関性のある銘柄同士の価格差を利用し、利益を狙うのが裁定取引です。

ここで注意なのが、取引量です。お互いの取引量の倍率が同一になるように計算した上で、それぞれの銘柄を取引します。新規注文も決済も同時に行うことです。

 

FXのアービトラージ

FXでは、FX会社間の価格差を利用したアービトラージが有名でしたが、この方法はFX会社の利用規約違反になる為、現在では使えません。もし、アービトラージ取引をしていることがFX会社にバレれば、利益没収だけではなく永久に口座凍結、出入り禁止となります。

FX会社間で、このようなブラックリスト者は共有されているので、どのFX会社も今後口座を開設することができなくなる危険性があります。

その他、相関性の高い通貨ペア同士を利用したアービトラージ取引もあります。この方法は、FX会社によって禁止しているところとOKのところが曖昧です。

事前にFX会社へ確認をとってからアービトラージをしないと、あとで口座閉鎖と利益没収になり、大変なことになりますので気をつけましょう。